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大手ホテルチェーン ランキング(客室ベッド)

 

イントロダクション

ブログ執筆者の宿泊体験をもとに、国内100店舗規模を誇るホテルチェーン*を個人的にランキングしてみました。

*ランキングするホテルチェーンは、ホテルルートイン、東横イン、アパホテル、スーパーホテル、ドーミーイン、コンフォートホテルを対象にしています。

この記事では、客室ベッドの快適度をランキングしています。

客室ベッドは、ホテル運営で重要視される3B戦略(朝食Breakfast、ベッドBed、風呂Bath)の構成要素になります。

ホテル選びの参考になればと思います。

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ランキング結果発表

第1位… スーパーホテル

特徴

ワイドベッド・低反発マット・心地よい照明の使用で睡眠環境を整えています。
スーパーホテルのベッドは、140~150cm幅のワイドサイズの程よい硬さのオリジナルマットレスになっています。

掛けふとんはMICA加工された特別仕様で、MICA加工を施せば「寝付きが良くなる」「深い眠りを実感する」という効果があるようです。

また、天井や壁には珪藻土(けいそうど)やケナフクロスを使用し室内環境(防音・消臭)にも配慮しています。

公式ページ

スーパーホテルのぐっすり研究所|TOP

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第2位… コンフォートホテル

特徴

ホテル独自開発のベッドパッド、ピロー&フットピロープラスで睡眠環境を整えています。
ベッドには程よい硬さのサータ社製ポケットコイルマットレスを採用しています。

こだわり寝具の一つ「チョイス ベッドパッド」*は、低反発の素材と厚さ12mmの凹凸吸収パッドが、腰や肩にかかる負担を和らげ、快眠をサポートしてくれます。

フットピロープラス(写真右)はフロントで貸し出ししています。

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(画像引用:公式サイト)

また、着心地のよいナイトウェア(ワッフルガウン)で寝間着にも配慮しています。

*「チョイス ベッドパッド」はフロントで購入申し込みを受付、もしくはオンライン(下記公式ページ参照)でお買い物いただけます。

公式ページ

www.choice-hotels.jp

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第3位… アパ(APA)ホテル

特徴

高級羽毛布団(デュベ)、遮光・遮熱カーテンを採用しています。

「Cloud fit(クラウドフィット)」*(全米トップブランドのシーリー社と共同開発のオリジナルベッド)を採用し、良質なベッドを導入しています。まるで雲の上のような柔らかな寝心地を提供しています。

国内で多くのホテルが採用しているシモンズ社製のベッドに比べ、シーリー社製のベッドは柔らかいのです。

また、まくらとベッド(Cloud fit)との相性を科学的に検証を行い開発したアパホテルオリジナル3Dメッシュまくら「Air Relax(エアーリラックス)」*もあるようです。
このオリジナルまくらは、とても低く、薄いものになっています。
*全室導入ホテルと一部客室で宿泊プランとして導入しているホテルがあります。

公式ページ

www.apahotel.com

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第4位… 東横INN

特徴

大き目サイズ(ダブルサイズ140㎝)のベッドを標準設置しています。日本製フランスベッドを採用(国内シェアNo.1)しています。少し硬めのマットレスを採用しているようです。

※ダイワロイネットホテルもフランスベッド社製を採用しています。

ベッド下に有効空間があり、荷物などを収納可能としています。

公式ページ

www.toyoko-inn.com

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第5位… ホテル ルートイン

特徴

かなり硬めのベッドになっていますので、腰に負担がかかります。かなり好み(適性)が分かれると思います。

しかし、ワンランク上のコンフォートルーム(特別室)では腰にやさしいエアウィーブを採用しています。

公式ページ

www.route-inn.co.jp

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第6位… ドーミーイン

特徴

標準的な硬さのベッドになっています。オーソドックスなので可もなく不可もありません。

公式ページ

www.hotespa.net

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まとめ

各ホテルとも、独自の工夫と差別化を行い、宿泊客の満足度を高める努力がうかがえます。

客室ベッドは、ホテル滞在中に長時間(睡眠時間)利用し、宿泊評価に大きく影響するため、各チェーンとも品質向上に力を入れています。最近は海外有名ベッドブランドのマットレスを導入するなど、睡眠をサポートしています。

個人的には、快眠環境は主役となるベッドはもちろん、客室内の空調環境(快適な温度・湿度調節)、防音(遮音)、遮光(照明)環境などトータルでの環境づくりが重要だと考えます。

阪急阪神第一ホテルグループのホテルブランド「remm」のように「よい眠り」をコンセプトにしたホテルも出てきています。

新しいホテルには快適な「寝室」を兼ねる上質な「客室」づくりを期待したいと思います。