イントロダクション
この記事では岡山県岡山市(おかやまし)に旅行や出張の際、ぜひともお訪れてほしい岡山観光スポットをご紹介しています。
執筆者の独断と偏見で厳選したおすすめスポットです!
ご当地グルメや現地のお得情報も掲載していますのであわせてご確認ください。
※各施設・店舗の営業日・営業時間を事前に確認されることをおすすめします。
岡山市の都市観光情報(概要)
岡山市の特色
岡山県の県庁所在地。中国地方第2位の都市。人口 約70.8万人
人気観光スポット
岡山後楽園、岡山城、吉備津神社、夢二郷土美術館 など
ご当地グルメ
ままかり、吉備(きび)団子
JR「岡山駅」
JR「岡山駅」
新幹線および在来線7方面(山陽本線、伯備線、瀬戸大橋線、宇野線、津山線、吉備線、赤穂線)と市内路面電車2方面(岡山電気軌道東山線・清輝橋線)が集まる鉄道の要衝となっています。

JR岡山駅後楽園口(東口)に立つ桃太郎像です。岡山の玄関口で、お供のイヌ、サル、キジを連れた凛々しい姿で岡山の街をいつも見守っています。

夜になると、時期柄(12月)でしょうか、イルミネーションが点灯されていました。

桃太郎像の台座はベンチになっているので、ちょっと休憩をしたり、待ち合わせ場所としてもよく使われ、地元では大変親しまれています。撮影スポットとしても人気で、カメラを構えた観光客の方が撮影している光景もよく見られます。※桃色に輝く桃太郎像

岡山後楽園(日本三大庭園)
後楽園までは、岡山駅後楽園口(東口)から直通バスが出ています。
※片道10分、30分間隔で運行、運賃は100円(小児50円)

後楽園バス停

後楽園バス停で見かけた「鶴(タンチョウ)」が飾られたポストです。岡山後楽園では、毎年秋から冬にかけて、日を決めてタンチョウを園内芝生に放し、広々とした庭園の中で散策する優美な姿を楽しめます。※実施日時は公式サイトで確認できます。

岡山後楽園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。歴代藩主の「やすらぎの場」でありました。水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に「日本三名園」の一つとも称され、国の特別名勝に指定されています。


入園料は大人410円です。岡山城などと共通券を買うとお得です。

園内のようす

散策中、鶴舎がありました。タンチョウの名前と生年月が掲示されています。

広い芝生地や池、築山、茶室は園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができるよう工夫された回遊式庭園になっています。

園内の散策はとても健康的で気持ち良いものでした。

園内売店・茶店
食事処や売店もありました。
「四季彩(しきさい)」

「残夢軒(ざんむけん)」

せっかくなので一つ買ってみました。


他にもお店がありますので、こちらをご覧ください。
外苑散歩道(自由)
外周には散策道もあるので、入園しなくても気軽に楽しむことができます。1周1725mのコースです。

旭川の水辺に沿って歩いていきます。

「月見橋」まで来ました。この橋を渡って、岡山城へ行くこともできます。


おかやま旭川遊覧クルーズ「烏城水遊船」

2021年3月31日にサービスが始まりました。岡山市の中心部を流れる旭川から、岡山城・岡山後楽園を見ることができます。

チケット売場は乗り場から少し離れたカフェレストラン「碧水園(へきすいえん)」にありますので注意が必要です。「碧水園」ではボートやスワンボートの貸し出しも行っていますので、こちらで遊ぶこともできます。

アクセスマップ
岡山城天守閣
岡山後楽園のすぐ近くにある岡山城天守閣。せっかくなので、そのまま足を延ばして見物していきました。
入場料は大人300円。

慶長2年(1597)、豊臣家五大老の一人・宇喜多秀家が築城した岡山城天守閣。三層六階の堂々たる天守閣は織田信長の安土城天主閣を模して築かれたと伝えられ、全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台をしています。

「金鯱(きんのしゃちほこ)って名古屋城でしょう」と思う方が多いかもしれませんが、 金鯱を掲げている又は掲げていた城は、名古屋城以外にも安土城、犬山城、江戸城、江美城(鳥取県)、大阪城、甲府城、彦根城、広島城、伏見城などがあります。

黒い下見板張りの外観から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれています。

夢二郷土(ゆめじきょうど)美術館
夢二郷土美術館は、岡山出身で大正浪漫を代表する詩人画家でデザイナーの先駆けでもある竹久夢二の美術館です。本館は後楽園のすぐ近くにあります。

入館料
大人800円・中高大学生400円・小学生300円
休館日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)、年末年始(12/28〜1/1)
代表作「立田姫」「西海岸の裸婦」を含む肉筆作品で髄一の所蔵を誇り、年に4回の企画展で常時百点以上を展示しています。

2017年に水戸岡鋭治氏の監修でリニューアルされ、夢二の絵から飛び出したような美術館のお庭番頭ねこ「黑の助」も気まぐれ出勤する「黑の助の部屋」展示コーナーです。

回廊を通って行く「art café 夢二」は夢二と水戸岡氏の時空を超えてコラボレーションした贅沢な空間です。

展示空間の中でカフェや買い物を楽しむことができ、カフェでは岡山の食材にこだわった千屋牛のカレーなどのランチメニューに加え、夢二の愛した焼き菓子「ガルバルジィ」などのスイーツも人気です。


ショップではここでしか買えないオリジナルグッズが多彩に揃っています。

(画像:公益社団法人 岡山県観光連盟 公式サイト)
吉備津神社(きびつじんじゃ)
吉備津神社には雄大な本殿と拝殿の他、美しい曲線を描く回廊があり、古い面影を残します。回廊の途中にあるお釜殿は、鳴釜の神事で名高いものです。

境内図

1425年に再建された本殿と拝殿は全国で唯一の吉備津造り(比翼入母屋造り・ひよくいりもやづくり)という建築様式を採用し、国宝に指定されています。



本殿から続く360mの美しい廻廊は一見の価値がある歴史的建造物です。

ずっと先まで続いています。

JR吉備津駅から徒歩約10分の場所にあります。

アクセスマップ
岡山の駅弁
「せとうち日和」
山陽新幹線は、2015年3月10日に新大阪駅~博多駅間の全線開業40周年を迎えました。「山陽新幹線40年旅物語 せとうち日和」は、それを記念して2016年3月9日までの期間限定で、岡山駅で販売されている駅弁です。税込1,000円

山陽新幹線のあゆみ
新大阪駅~博多駅間の所要時間が、1時間30分も短縮されたことが分かります。

中身

「千屋牛 すき焼き重」
岡山が誇る黒毛和牛「千屋牛(ちやぎゅう)」を存分に味わえる逸品。税込1,200円

中身

帰りの新幹線内で頂きました。旅行で疲れていたり、時間が限られているときは、駅弁は本当にありがたいです。
「あったか 岡山名物えびめしとデミカツ丼」
岡山の2大ご当地グルメが一緒に食べられるあったか駅弁。ご当地グルメ「えびめし」と「デミカツ丼」の食べ比べが楽しめる逸品(1月1日~4月30日までの期間限定)税込1,180円

(画像:公式サイト)
発熱式容器なので、ヒモを引っ張れば温かい状態で味わえます。約5分で食べ頃になります。


岡山のお土産
きび大福(廣榮堂)
きびだんごの製法を用いて作った求肥で北海道産小豆の粒あんを包み、香ばしいきなこをまぶした大福です。求肥、きなこ、粒あんの織りなすやさしいハーモニーが楽しめます。倉敷銘菓「むらすずめ」や「調布」でも有名です。
廣榮堂三銘菓 || 廣榮堂