Japan Travel

ホテル宿泊記・都市観光記・業界ランキングなど都市観光旅行情報を発信しています。

青森ベイエリアの定番観光スポット

 

イントロダクション

青森県青森市(あおもりし)の青森ベイエリア(ウォーターフロント)を訪れたらぜひ立ち寄りたい定番観光スポットを紹介しています。

■ 青森市は「ねぶた祭りで」で知られる県都。人口約27万人

執筆者の独断と偏見で厳選したおすすめ定番スポットです!
ご当地グルメや現地のお得情報も掲載していますのであわせてご覧ください。
※各施設・店舗の営業日・営業時間を事前に確認されることをおすすめします。

 

青森ベイエリア(ウォーターフロント)とは

JR「青森駅」からすぐに見えてくる「青森ベイブリッジ」と正三角形建物の青森県観光物産館「アスパム」をシンボルに、新旧が融合するノスタルジックな風景が広がる港湾地区です。

ねぶた本番に出陣した大型ねぶたを展示している「ねぶたの家ワ・ラッセ」、1988年まで活躍していた船体がそのまま保管された「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」、青森県産のりんごを用いてシードル・ジュース等の加工・販売を行う「A-FACTORY」、青森の観光・物産拠点「青森県観光物産館アスパム」など、潮風に吹かれながら青森の魅力を存分に体感できるエリアです。

■ 青森ベイエリアMAP

(画像:公式サイト)

夕暮れ時のベイエリアも見ごたえがあります。夜のライトアップされたベイエリアは格別に映えます。

(画像:夕暮れ時の国際クルーズターミナルからの景色)

 

青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。2011年(平成23年)1月5日にJR「青森駅」すぐの海手にオープンしました。青森ねぶた祭の展示を通年楽しめる観光スポットです。

実際にねぶた祭で使用された大型ねぶたの展示や、体験イベントを楽しむことができます。館内にはショップや食事処もあります。

お出迎えが嬉しいですね。

ねぶた祭りの衣装姿(ハネトの衣装・花笠)

「ねぶたミュージアム」への入場は有料となります。

イベントも適時、開催されるようです。

チケットカウンターで入場券を購入します。

料金表

お得な共通券もあります。

「ねぶたミュージアム」

「ねぶた師」の案内コーナー

青森県内では、青森市のほか各地域で独自の祭りが行われているようです。ちなみに、青森ねぶた祭は毎年8月2日~7日に開催され、東北三大まつりのひとつに数えられています。

東北三大まつり…「青森ねぶた祭(毎年8月2日~7日)」、「秋田竿燈(かんとう)まつり(毎年8月3日~6日)」、「仙台七夕(たなばた)まつり(毎年8月6日~8日)」

「ねぶた祭」に欠くことが出来ないものが「金魚ねぶた」です。

金魚ねぶたは、本来は灯籠として作られたものだそうです。

ねぶたの中身

ねぶたの中を下から覗いたもの

ねぶたの秘密

タイヤと発電機が内包されています。

ホールでは祭本番に出陣した大型ねぶたが複数展示されています。

近くで見学することができるので、迫力があります。

ねぶたの題材は歌舞伎や歴史、神話などです。

ねぶたホールでは、青森ねぶた祭の映像を上映したり、ねぶた囃子演奏披露&お祭り体験のイベントが開催されていました。希望者はハネト・囃子の体験ができます。

ショップ「アイモリ―」(1F)

青森の物産品・土産品を販売しています。入場自由エリアにあります。

「ねぶた小屋」

8月に開かれる「青森ねぶた祭」に向けて大型ねぶたの制作を行う「ねぶた小屋」

ねぶたの無料ガイドのサービスがあるようです。

ちょっと寄ってみました。

ガイド受付所

ねぶたの製作過程が掲示されています。興味のある方は足を運んでみてくださいね。祭本番までの「準備期間限定」ですのでご注意を!

公式サイト

www.nebuta.jp

 

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

「八甲田丸」は実際に青函連絡船として使用されていた歴史のある船で、鉄道連絡船の内部を見学することができる貴重なスポットです。

青函トンネル開業により青函連絡船が廃止になった後、「海の街」青森の記念碑にしようと1990年(平成2年)青函航路の花形だった八甲田丸を往時に近い状態で保存し、海上博物館として利用しています。

八甲田丸は今も実際に海に浮かんでいます。

船上デッキからは津軽海峡を見渡せます。

船まで線路を敷き、鉄道車両ごと船に載せて海を渡っていたようです。

すぐそばには石川さゆりさんの名曲「津軽海峡 冬景色」 歌謡碑があります。
歌謡碑下の赤ボタンを押すと「ごらんあれが竜飛岬北のはずれと…」と2番の歌詞が流れます。

 

A-FACTORY(エーファクトリー)

リンゴをテーマにしたアイテムや地元の特産品が集まる「A-FACTORY」は、おしゃれなおみやげが勢揃いしています。2011年度にグッドデザイン賞を受賞した六連の三角屋根の建物が建ち並びます。「ねぶたの家 ワラッセ」に隣接しています。

1Fにはフードマルシェやシードル工房、2Fにはシードルのテイスティングができるラウンジがあります。

 

7店舗が入居しています。

 

あおもり駅前ビーチ

あおもり駅前ビーチは、旧青函連絡船の発着地だった岸壁をかつての砂浜に再生させ、豊かな生態系や海との暮らしを取り戻すためにつくられた海浜公園です。2021年7月にオープンしました。

商業施設「A-FACTORY」と青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の間にあり、頭上近くには青森ベイブリッジが通ります。

青森りんごの銘品種「ふじ」を型取った「びっくりんご」のオブジェも設置されています。フォトスポットとして人気です。

記念写真を撮る人でひっきりなしでした。

 

青森ベイブリッジ

青森市のシンボルとなる橋「青森ベイブリッジ」。青森市の「A」の形がデザインされています。

青森市内の海岸線に架かる全長1,219mの橋です。

歩道からベイエリアの眺望やライトアップされた夜景を楽しめます。

 

青森県観光物産館「アスパム」

青森のおみやげが揃う青森ベイエリアのランドマーク。「AOMORI」の「A」を形どった正三角形の建物が特徴です。

青森県観光情報センターを併設しているので、県内の各種情報が入手可能です。

展望レストランや郷土料理店、喫茶・軽食コーナーといった各種飲食店も充実していますので青森グルメがここでも楽しめます。青森みやげは品数豊富な物産プラザで購入できます。

地上51mからの眺めが素晴らしい展望台が見どころのようです。※入場有料

ねぶた祭などを臨場感あふれる360度3Dデジタル映像シアターで紹介するパノラマ館もあります。※こちらも入場有料です。

展望台は13Fにあるようです。

入場券を購入します。セット券もあるようです。

展望台からの眺め

八甲田丸側

国際クルーズターミナル側

「国際クルーズターミナル」

青森港の「新中央埠頭」では税関等のCIQ手続きができるので、クルーズ船が寄港します。

クルーズ船の寄港予定を確認できます。

www.apic-aomori.jp

 

青森のご当地グルメ

アップルジュース(「Shiny」シャイニー)

青森県のりんご生産量は日本一で、全国の約6割を占めています。ふじや王林、ジョナゴールドなどが有名です。

今でこそおなじみの「混濁タイプ」のりんごジュースを 国内で初めて発明・販売したのが「Shiny」(シャイニー)です。それまではりんごジュースといえば「透明タイプ」のものでした。

自動販売機で手軽に購入できます。

金のねぶた:「酸味スッキリ」風味

銀のねぶた:「完熟まろやか」風味

ほかにも色々な風味のものがありますので、お好みに応じてチョイスしてくださいね。おすすめジュースです!

ちなみに、「Shiny」(シャイニー)のアップルジュースは、青森空港のエアポートラウンジでも提供されています。



青森銘菓「ラブリーパイ」

青森のりんごとカスタードをやさしくパイで包んだお菓子。 蜜漬けした青森りんごをカスタードクリームと良質のパイ生地で包みじっくり焼き上げています。素朴でなつかしい味わいです。

 

青森のっけ丼(㈱青森魚菜センター本店)

青森県はマグロでも知られます。とりわけ「大間のマグロ」は豪快な一本釣りで有名です。

青森市民の台所・古川市場のある「青森魚菜センター」では、どんぶりご飯にお好みの具材をのっけて作る「のっけ丼」が味わえます。JR「青森駅」から徒歩5分ほどの場所のあります。

チケット事前購入・商品引換制

「のっけ丼」の作り方

館内3通路・約30店舗のお店の中からお好みの具材をチョイスしていきます。

場内にはテーブル席が用意されているので、自由に食事ができます。お水やお茶はセルフサービスで提供されています。

今回のチョイス

なかなかの出来栄えです!

お味噌汁もありますよ。

のり汁をチョイスです!

nokkedon.jp

 

参考:青森~函館間の移動交通手段

青森~函館間の移動方法は「新幹線」と「フェリー」のみです。

北海道新幹線

現在は「新青森駅」~「新函館北斗駅」を1時間に1本のペースで運行しています。

最短約1時間

北海道新幹線では全車指定席となるため、いわゆる自由席は「特定特急券・立席特急券」として適用されます。

途中、「青函トンネル(せいかん)」を通過します。北海道と青森を繋ぐ「青函トンネル」は、津軽海峡の海底を走っているトンネルで、交通機関が通るトンネルとしては日本一の長さを誇ります。全長53.85km

青函トンネル(約54km)を含む「青函共用走行区間(約82km)」においては、新幹線と在来線(主に貨物列車)が共用しているため、新幹線の速度が制限されています。それ以外の区間では最高時速260キロで運転します。

制限時速約160キロで青函トンネルに突入し、スピードはずっとそのままでトンネルを通過します。所要時間は約25分

なお、「青森駅~新青森駅」、「新函館北斗駅~函館駅」は別途電車に乗り継いで移動します。

 

津軽海峡フェリー

津軽海峡フェリー㈱は、津軽海峡の自然や歴史を楽しめるカジュアルクルーズフェリーを運航しています。

津軽海峡フェリーターミナルは、JR「青森駅」からかなり離れているので注意してください。※JR「青森駅」西口からタクシーで約10分、徒歩で約45分。

「津軽海峡ロード(青森~函館港の航路)」では、まるでホテルのような個室や海を眺めながら寛げるリクライニングシート席など多様な客室を備える大型フェリーが運航しています。3時間40分の快適クルーズが楽しめます。

運航している船舶案内

ちなみに、もう一つのフェリー便「青函フェリー」も青森~函館港を運航していますが、「津軽海峡フェリー」と比べると快適度はいまいちのようです。もちろんその分運賃は安いようです。