イントロダクション
この記事では新潟県新潟市(にいがたけん にいがたし)に旅行や出張の際、ぜひともお訪れてほしい新潟観光スポットを中心にご紹介しています。
執筆者の独断と偏見で厳選したおすすめスポットです!
ご当地グルメや現地のお得情報も掲載していますのであわせてご覧ください。
※各施設・店舗の営業日・営業時間を事前に確認されることをおすすめします。
新潟市の都市観光情報(概要)
新潟市の特色
新潟市は開港五港(函館・新潟・神奈川・兵庫・長崎)の中で唯一「川」の港町。日本海側に面し、市内を信濃川と阿賀野川の両大河が流れている。本州日本海側初の政令指定都市。人口約77万人。
人気観光スポット
萬代橋(ばんだいばし)、万代シテイ バスセンター、朱鷺(トキ)メッセ、新潟市歴史博物館(みなとぴあ)
ご当地グルメ
タレかつ丼、へぎそば、新潟ラーメン、笹団子
JR新潟駅
新潟観光の鉄道の玄関口
東京駅からは上越新幹線「とき号」で約2時間(最速1時間40分)で到着します。
運賃・特急料金
現在、駅舎周辺は再開発工事中です。2025年度に完成予定。
駅ビル「CoCoLo(ココロ)新潟」が一部リニューアルオープンしているので、新潟ご当地のお土産やお食事が駅舎内でも楽しめます。
何やら案内板が置いてあります。
「ぽんしゅ館 新潟驛店」
CoCoLo西館(ホテルメッツ新潟が入居)の3階には、日本酒の利き酒ができる「ぽんしゅ館 新潟驛店」があります。
利き酒コーナーでは新潟県内の全ての酒蔵の代表銘柄を利き酒できます。
新潟酒蔵一覧
人気ランキングの公表もありますので、セレクトの参考にできます。
500円で5コインに交換でき、利き酒マシンからお好みの地酒を選んでお猪口で味わえます(100種類超・交換レートは1コイン~)。
今回のセレクト
甘口のお酒のようなのでチョイス。1コインと交換
ネーミングが面白いのでチョイス。1コインと交換
人気ランキング3位から「057:イットキー」をチョイス。飲みやすくて美味しかったです。2コインと交換
お酒が苦手なので、1コイン分はきゅうりと交換しました。
お酒によく合います。
ちなみに、CoCoLo新潟は2024年春に全面リニューアルオープンするようです。
高架化工事が進められている駅直結の便利な商業ビルなので全面開業が待たれます。
萬代橋(ばんだいばし)
新潟市の街のシンボルとして広く知られています。信濃川に架かる六連アーチの橋です。
1929年に架け替えられた現在の橋は3代目になります。2004年7月に国の重要文化財に指定されました。
国道にかかる橋梁で重要文化財に指定されたのは、東京の日本橋に次いで2番目となります。長さは306.9m、幅は22.0m
歩道が整備されているので、ぜひ徒歩で渡ってみてくださいね。
ちなみに、万代橋ではなくて萬代橋が正式表記となります。
「信濃川(やすらぎ提)」
新潟市の中心部を流れる信濃川沿いに整備された「信濃川やすらぎ堤」は、全国初の緩やかな傾斜の堤防です。
堤防(やすらぎ堤)の上に、新潟市が植栽や東屋・ベンチなどを設置し、河川と一体となった親水空間として緑地整備しています。
信濃川沿いを散歩することもできます。水辺の遊歩道、サイクリングコースとして整備されています。
右岸(万代シティ側)と左岸(古町側)のどちら側からも素晴らしい景色を楽しめます。
『右岸』(万代シティ側)から見える萬代橋
『左岸』(古町側)から見える萬代橋
※『右岸側』と『左岸側』について、信濃川河口(海側)に向かって右側が右岸、左側が左岸です。
なんと飛び石を渡ることもできます。
ここでしか体験できない貴重な遊びです。
期間限定ですが、水上バスも運航しています。
雰囲気が本当に良い場所です。新潟まで来たら、ぜひ徒歩体験してほしい観光スポットです。
万代シテイ バスセンター
万代橋に近い、万代シテイ(商業エリア)の一画にあります。
バスセンターの「黄色いカレー」は新潟のソウルフードとして有名です。
周辺一帯は多くの商業施設が集積しています。
LoveLa万代(ラブラばんだい)には有名ショップが入居しています。
LoveLa2(ラブラ・ツー)の4階には、「NGT48劇場」も入居しています。
「NGT48劇場」
今日は休演日のようです。
百貨店もあります。
古町(ふるまち)繁華街エリア
古町通1番町から13番町まで商店街が続きます。
5番町から7番町まではアーケード街・ふるまちモールが広がります。江戸時代から続く歴史のある繁華街です。
5番町~9番町が中心エリア。
古町の商店街は、通りによって雰囲気が変わるのが特徴です。老舗喫茶店やおしゃれなカフェが混在して、素敵なスポットもあります。
特に5番町は新潟市出身の漫画家「水島新司」さんの代表作『ドカベン』や『野球狂の詩』などキャラクターの銅像が並んでいて、歩くだけでも楽しめます。
歩いてこそ発見できる良さがありますので、ぜひ古町散歩をおすすめします。
ちなみに、5番町の裏路地(昭和新道)は日本海側最大の風俗街になっています。10数軒のお店が営業しています。
朱鷺(トキ)メッセ
万代島(ばんだいじま)にあるコンベンションセンターとホテル(ホテル日航新潟)・業務施設などを擁する超高層建造物です。
信濃川が日本海に注ぐウォーターフロントに位置します。一際目立つ高層ビルで、ランドマーク的な建築物になっています。
「Befco(ベフコ)ばかうけ展望室」
31階にある「Befco(ベフコ)ばかうけ展望室」は日本海側随一の高さを誇る地上約125mに位置しています。
入場無料
新潟市街地はもちろん、日本海、佐渡島、五頭連峰などの景色を一望できる360度の大パノラマを見ることができます。
佐渡汽船万代島旅客ターミナルが中央に見えます。
日本一長い川である信濃川が見渡せます。水源の長野県甲武信岳から新潟市の河口まで367kmを流れる大河です。
Befco栗山米菓の売店もあるので、「ばかうけ」を購入できます。
ちなみに、萬代橋から「やすらぎ提」沿いに徒歩で行くこともできます。
所要約15分程度といったところです。
万代島マップ
佐渡汽船 万代島旅客ターミナル
朱鷺メッセの隣にありますので、朱鷺メッセから歩いて行くこともできます。
ターミナルへ繋がっています。
新潟航路(新潟港 ~両津港(佐渡島))をカーフェリー(所要2時間30分)とウォータージェット(所要1時間7分)で運航しています。
ターミナルのようす
カーフェリー料金表
ターミナル内には食事処や売店があり、佐渡市の名産品や名物料理を楽しめます。
2022年オープンのコミュニケーションカフェ&レストラン「佐渡の手前(さどのてまえ)」は「佐渡の旅を楽しくする」をコンセプトにしているお店だそうです。
新潟港をはじめとした県内の港湾や船舶等について学ぶことができる「港湾資料室」もおすすめです。
もちろん時間があれば、佐渡島(佐渡市)にも渡って観光すれば旅がさらに充実すると思います。佐渡島内には宿泊施設も多くありますので、島内泊するのもよいでしょう。
新潟市歴史博物館(みなとぴあ)
信濃川ほとりの歴史博物館。
ここでは「郷土の水と人々のあゆみ」をテーマとした展示や体験、旧新潟税館庁舎をはじめとした明治・昭和初期の歴史的建造物など、情緒豊かな古くからの港町、水の都にいがたの歴史と文化を楽しく学べます。一部エリアは有料となります。
敷地内は自由に散策できるエリアもあります。
(画像:公式サイト)
旧第四銀行住吉町支店は、昭和初期の銀行建築に多い古典的な様式の建物。
幕末の開港5港のうち、開港当時の姿のまま唯一現存する国指定重要文化財「旧新潟税関庁舎」も見物できます。
対岸には「朱鷺メッセ」が見えます。
ちなみに、萬代橋から「やすらぎ提」沿いに徒歩で行くこともできます。所要約20分程度
まとめ
新潟市内は「新潟駅」「万代シテイ」「古町」の3つのエリアが繁華街となります。新潟駅を起点として万代シテイ経由で古町エリアまで約2㎞圏内です。
とてもコンパクトにまとまった都市なので観光も徒歩で完結できます。食べ物も安くて美味しいので嬉しいですね。雄大な信濃川をすぐそばに感じながら過ごすことのできる素晴らしい観光都市といえるでしょう。
拡大図
■ おすすめ観光スポット巡り
JR「新潟駅」周辺~萬代橋(徒歩体験)~信濃川沿いのやすらぎ提(散策)~万代シテイ周辺~万代島エリア(朱鷺メッセ)~古町エリア(ショッピングやお食事)