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プリンス スマート イン博多(宿泊記)

 

イントロダクション

シティホテルチェーン日本最大手のプリンスホテルズ&リゾーツが新しく手掛ける宿泊特化型ブランド『プリンス スマート イン博多』に宿泊しましたので、その様子をご紹介します。

プリンス スマート イン博多は2022年10月13日に開業したばかりの新しいホテルになります。
「PRINCE SMART INN(プリンス スマート イン)」ブランドでは全国5店舗目となり、九州では初店舗となります(現在7店舗を展開)。

 

プリンス スマート イン博多

プリンスホテルズ&リゾーツ

プリンスホテルズ&リゾーツは、㈱西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営するシティホテルチェーンブランドで日本国内において全国50店舗を展開しています。

㈱西武・プリンスホテルズワールドワイドは西武グループ(西武ホールディングス・証券コード9024)の中核会社であり、日本のホテル・レジャー業界で最大級の事業規模を誇ります。
数多くのホテルを国内外に展開するほか、ゴルフ場・スキー場などのレジャー・スポーツ施設、さらに水族館や映画館、ボウリング場などのアミューズメント施設も各地で運営しています。

プリンスホテルの運営で有名ですが、最近は、宿泊特化型の次世代スマートホテル 「PRINCE SMART INN(プリンス スマート イン)」を展開するなど新たな動きを見せています。

■ブランド一覧(4つ)

「ザ・プリンス」:コンベンションや国際会議にも利用可能なフラッグシップホテル(旗艦館)

「グランドプリンスホテル」:プレミアムな都市型多目的ホテル

「プリンスホテル」:スタンダードでカジュアルなホテル、最もメジャーなブランド

「プリンス スマート イン」:次世代型のスマートホテル、新しいブランド

(画像:公式サイト)

■ホテル一覧

(参考)グループホテル

 

ホテル会員制度『プリンスステータスサービス』

プリンスホテルズ&リゾーツの会員制度に『プリンスステータスサービス』があります。
『プリンスステータスサービス』とは全国のプリンスホテルズ&リゾーツで多彩な特典を享受できる「SEIBU PRINCE CLUB」会員限定のプレミアムサービスです。

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■会員ランク(4グレード)
「SEIBU PRINCE CLUB」に入会すると、プリンスホテルズ&リゾーツの会員サービスを利用できます。

詳細はこちら↙をご覧ください。
プリンスステータスサービスとは | プリンスステータスサービス | プリンスホテルズ&リゾーツ (princehotels.co.jp)

 

■公式サイト

www.princehotels.co.jp

アクセス

当ホテルは、JR「博多駅」博多口から徒歩5分ほど、大型ショッピングモール「キャナルシティ博多」から徒歩6分ほどの場所にあります。博多エリアのビジネス・観光拠点として大変便利な場所に立地しています。

 

ホテル施設

外観

地上14階建て、部屋数190室(全室禁煙)を誇ります。

建物内には、駐車場が付帯しています(全13台)。※有料(1,300円/泊)

エントランス

自動ドアをくぐります。

ホテルガイド

レセプションは2Fにあるようです。エレベータで上ります。

レセプション・ロビー(2F)

チェックインは、自動チェックイン機で自身で行います(セルフチェックイン)。

案内カウンター

分からない事は、スタッフに相談できます。1~2名のスタッフが対応しています。

アメニティーコーナー

ナイトウエア・歯ブラシ・レザー・ヘアブラシ・ボディスポンジ・紙コップのみ提供

客室内にはグラス類が置いていないため、こちらで紙コップを3個程度あらかじめ入手しておくとよいでしょう。

シンプルでスマートな雰囲気のロビー

ブランドカラーのグリーンをコアカラーにスマートな印象を与えます。

マップ型デジタルサイネージ

観光情報やグルメ情報の提供がされています。

宿泊客同士のコミュニケーションの場にもなるようです。

宿泊者専用ロッカーも用意されています。

ただし、利用は宿泊日当日のチェックイン時間前までに限定されています。また、自動チェックイン機で「ロッカーキー」なるものの発行が必要です。※チェックアウト後は利用できないので注意が必要です。

エレベータ

チェックインを済ませて、エレベータで11Fの部屋に向かいます。

エレベータは2基あります。

ルームカードキーまたはスマホキーをかざします。

※今回はルームカードキーで宿泊。

フジテック製のエレベータ

エレベータ内

13Fは欠番のようです。

チェックアウトの案内がありましたが、インバウンド向けのようです。

フロアー(11F)

宿泊フロアーに到着です。

こじんまりとしたホール

客室内には電話機が置いてないため、フロントへの通話は備え付けの共用電話機を使うことになります。

近くにズボンプレッサーがありました。

フロアサイン

今回アサインされたお部屋は「1102」でした。

 

ホテル客室(1102)

今回宿泊した客室は「スタンダードダブル(禁煙)」(14㎡)ルームです。

(客室画像:公式サイト)

客室ドア

外側

カードタッチ式キー(スマホキーにも対応)

内側

内側から手動でしっかりロックできます。

客室配置図を確認します。

部屋中に入ります。

 

姿見

ドアのすぐそばにあって、かつ細長くて使いづらかったです。

すぐに洗面エリアがありました。めずらしい配置をしています。

シンクはコンパクトタイプ

ロビーで提供された紙コップを置きます。コップはさすがに客室にあった方がよいと思いますが、、、

※ポップアップ蛇口

紺色の袋の中にはヘアドライヤーが収納されています。

Panasonic製

ハンド&フェイスソープ

Orange Rose(オーランジュロゼ) ※JTB商事が取り扱っているようです。

タオル類

今治タオルを採用しているので、ふかふかして肌触りのとても良いものでした。

シンクの下に、スリッパと靴ベラが置かれています。

スリッパは使い切りタイプ

セーフティボックス(Dometic製)

冷蔵庫(WellWay) ※株式会社ザ・レジェンド社製

中は空(から)

基本的に2名での利用が前提なのか、ドアやカーテンで生活行動スペースがきちんと仕切られています。

トイレルーム

ドア

個室になっています。

暖房便座トイレ(TOTO製)

もちろんウォシュレットです。

シャワーブース

浴室ドア

ドアを開けます。

ブース内

シャワー

水圧は十分です。

レインシャワー

使用方法

シャンプー類

ボディーウォッシュ

シャンプー、コンディショナー

ベッドエリアとはカーテンで仕切られています。

中に入ります。

収納スペース

壁掛け型ハンガー

ハンガーは2本づつ、2箇所で計4本

ダストボックス

燃えるゴミ、燃えないゴミに分別

隅には空気清浄機(シャープ製)が置かれています。

TVまわり / Wi-Fi通信環境

壁掛け型TV(SONY製)※日本語・英語対応

初期設定が「英語」になっていることを考えると、インバウンド客が中心のホテルなのでしょうか。

BGM付

地上波・BS(4K)・CS番組対応

動画配信アプリ対応

■スマートスピーカー(アレクサを搭載)

多言語対応

Amazon AlexaとはAmazonが開発したAI音声認識サービスです。

室内には目覚まし時計がなかったので、アレクサに起こしてもらいました。

時間ちょうどにアラームが鳴りました。

音楽プレーヤーなど他にも色々出来ますので、試してみると面白いと思います。

■Wi-Fi通信環境

PC利用には問題ありません。

<HDMI端子装備なし>
テレワーク不可です。

ベッドまわり

ダブルサイズのベッド(140×200cm)

ふっくら枕が贅沢に4個も用意されています。

※米国シモンズ社製ベッドを採用

ベッド下には収納スペースがあります。

ナイトウェア

広げたところ

着心地は良かったです。

枕元まわり

照明コントローラー

USB、電源コンセント

非常用懐中電灯 ※電池切れ

テーブル・スツール

正方形の広めのデスクなので、PC作業もゆったりできます。

ちなみに、ロビーで提供されたアメニティー類です。

ミネラルウォーター(1本)のサービスは嬉しいですね。粉コーヒーやお茶パックなどのサービスはありませんでした。綿棒やシャワーキャプの提供もあると有難いです。

しっかりとしたスツール ※背もたれなし

TVリモコン

ライト

備品類は必要最低限のものしか用意されていないので、必要であれば貸出備品をリクエストできます。

電気ケトルや消臭剤は客室内に常備して欲しいところです。

空調 / 換気

吹き出し口

リモコンで個別調整可 ※三菱電機製

ちなみに天井にはスプリンクラーがむき出し状態?

■換気

開閉可能な窓なので、空気の入れ替えができます。

ちなみに見づらいかもしれませんが、カーテンはこんな感じです。

景色 / 防音

曇ガラス窓で、かつ隣はビルのため、景観は望めませんでした。 ※客室の位置によっては期待できるかもしれません。

■防音性

外の音はほとんど聞こえません。まずまずではないでしょうか。

 

ホテルサービス

無料朝食会場(1F)

朝食会場:「comecomeBURGER 博多駅前店」
提供時間: 6:30~(LO)10:30
※朝食は3種のライスバーガーセットメニューから選択

宿泊者専用メニュー(ライスバーガー)

※テイクアウトの予約もできます。

通常メニューは種類が豊富にあります。

一般利用客も利用していました。

ちなみに店内へは、1Fエレベータホールから出入りできます。

今回は、テイクアウトで「アジフライocomeバーガー」をチョイス

お部屋でゆっくりといただきました。

大変好評のようで、出来立てで温かく、とても美味しかったです。ただ、軽めの朝食なので、朝からガッツリ食べたい方には物足りないかのしれません。

<参考>

公式サイト: comocomeBURGER(コメコメバーガー)

お米バーガー専門店|COMECOME BURGER コメコメバーガー

共用施設(2F)

自動販売機

コカ・コーラ社製

市中価格+αで販売

電子レンジ

コインランドリー(3台)

<利用料金>

QRコード決済対応

授乳室

感想

老舗ホテルチェーンのプリンスホテルグループが開発した次世代型ホテルは、デジタルネイティブのミレニアム世代やインバウンド向けのミニマムな設備サービスを提供するブランドのようです。スマートフォン1台で完結するホテルサービスをその特徴としています。

あくまで個人的な感想ですが、デジタル化による利便性が中途半端な感じでブランドイメージの「スマートさ」は正直あまり実感できませんでした。ブランドイメージづくり(形)に精を出すより、もっと根本的価値(実)の創造を追求して欲しかったと思います。今後の新化に期待します。

*公式スマホアプリを活用するとまた違った印象になるかもしれません。

※宿泊代金のお支払いは、JCBカードでいつもキャッシュレス決済しています。

taxlab.hatenablog.jp

 

ホテル情報

概要

名称:プリンス スマート イン博多
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目21番4号、JR「博多駅」博多口から徒歩約5分
規模:地上14階、室数190室

基本情報

チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
全室Wi-Fiを完備
全室禁煙
無料朝食付き

公式サイト

www.princehotels.co.jp