イントロダクション
この記事では山口県下関市(やまぐちけん しものせきし)に旅行や出張の際、ぜひともお訪れてほしい観光スポットとおすすめ観光プランをご紹介しています。
執筆者の独断と偏見で厳選したおすすめスポットです!
各スポットのおすすめ度は★(低)~★★★(高)の3ランクで表示しています。
ご当地グルメや現地のお得情報も掲載していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
※各施設・店舗の営業日・営業時間を事前に確認されることをおすすめします。
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下関の都市観光情報(概要)
下関市の特色
関門海峡に面する本州最西端の港街で、山口県の最大都市です。人口 約25.8万人
人気観光スポット
壇ノ浦古戦場、赤間神宮、角島(角島大橋)、川棚(かわたな)温泉
ご当地グルメ
ふく(ふぐ)料理、瓦そば
海峡ゆめタワー★★★
「海峡ゆめタワー」は1996年(平成8年)7月に関門海峡のランドマークとして誕生しました。
キラキラ輝くクリスタルのように、朝・昼・夜、刻々と変わる関門海峡の風景を映しながら、遥か天空をめざしそびえ立っています(全長153m)。
展望室入口
■営業時間:9:30~21:30 ※最終入場は21:00
■入場料:大人600円、小中高学生&高齢者65歳以上は300円
30階の展望室までエレベータで上がります。
ライトアップにもルールがあったのですね!
何曜日の色が好きですか!?
展望室からの眺望
展望室からの眺めです。奥に見えるのが、関門橋(かんもんきょう)です。
その少し手前は、「はい!からっと横丁」の観覧車です。綺麗にライトアップされています。
ライトアップ
■日曜日のライトアップ
ホテル客室からの眺め(宿泊日は日曜日なので赤色にライトアップ)
毎正時には特別点灯されます。(翌日、月曜日の白色が点灯中)
※点灯ルールは上記画像を参照してください。
■土曜日のライトアップ
あるかぽーと(湾岸地区)★★★
はい!からっと横丁(遊園地/観覧車)
海峡を臨むあるかぽーとにオープンしたアミューズメント施設(遊園地)です。海峡が一望できる「観覧車」など楽しいアトラクションが人気です。
■営業時間:11:00~21:00(平日)、10:00~21:00(休日)
■入園料:無料、アトラクション利用は有料、ワンデーフリーパスなどの販売あり
海響館(下関市立しものせき水族館)
「下関市立しものせき水族館」は、山口県下関市唐戸地区あるかぽーとにある水族館。2001年(平成13年)4月1日に開業。愛称は「海響館(かいきょうかん)」
■営業時間:9:30~17:30 ※最終入場は17:00
■入場料:大人(高校生含む)2,090円、小中学生730円、幼児3歳以上は410円
2010年(平成22年)3月1日には「下関市と深い関わりがあり、集客効果も高い動物」との理由からペンギンを中心に展示した水族館としてリニューアルオープンしています。
カモンワーフ(お食事&お買い物スポット)★★★
唐戸市場と海響館の間にあり、船が行き交う関門海峡を目前に望む複合商業施設。名物のふぐ料理や新鮮なネタを使った海鮮丼、ふぐバーガーなどが気軽に味わえます。下関みやげの品ぞろえも豊富です。
船乗り場
ここから巌流島や門司港レトロに渡れます。
下関(唐戸)と北九州(門司港)の間を5分の所要時間で運航しています(「関門連絡船」)。
■旅客運賃:大人400円、小人200円
ふくまる号
東側には関門橋、西側には巌流島を眺めることができます。
門司港が近づいてきました。
詳細は公式HPをご覧ください。
ちなみに、巌流島行きの航路もあります(「巌流島連絡船」)。
関門海峡ヘリコプター遊覧飛行
なんと遊覧飛行も体験できるようです。
遊覧飛行コース案内
唐戸市場(活きいき馬関街)★★★
唐戸市場は「関門の台所」として、地方卸売市場及び交流市場となっております。
午前中に行けば、揚げたての新鮮な海産物やお寿司が販売されています。
毎週末(金曜・土曜・日曜)と祝日には、唐戸市場の1階が海鮮屋台街に変身する「活きいき馬関街(ばかんがい)」を開催します。この「馬関街」は魚食普及を目的に魚を楽しんで食べてもらうための飲食イベントとなっています。新鮮な食材を使った握り寿司や海鮮丼、から揚げなど品数も豊富で、ふく刺しもあります。お祭りのように賑わう市場で新鮮な海の幸を堪能できます。
赤間神宮★★
源平壇ノ浦(だんのうら)の合戦で入水された安徳天皇を祭神とする神宮で、境内にはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談で有名な「耳なし芳一」の木像が祭られている芳一堂もあります。
毎年5月2日から5月4日にかけて行われる「先帝祭(せんていさい)」は有名です。先帝祭のクライマックスとなる上臈(じょうろう)道中が行われるのは5月3日の日中です。
みもすそ川公園(壇ノ浦古戦場跡)★
みもすそ川公園は源平合戦の最後の舞台となった壇ノ浦に面した都市公園(街区公園)です。公園内には、源平の合戦場跡で、寿永4年(1185)源氏と平家の最後の戦いとなった壇ノ浦古戦場跡や壇ノ浦砲台跡があります。
■源平像(源義経・平知盛)
■長州砲(レプリカ)
長州藩は攘夷戦争に備え、彦島から長府に至る沿岸の各所に砲台を築きました。そのうち、壇ノ浦砲台跡には、当時使用された大砲のレプリカが設置されています。
関門橋(かんもんきょう)★★
下関市壇之浦と北九州市門司区門司(和布刈地区)を結ぶ海上橋で、1973年(昭和48年)11月14日に開通しました。
全長約1km(海幅は約700m)です。
関門トンネル(人道)
山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ国道2号のトンネル(海底トンネル)です。
歩行者は無料、自転車は片道20円の通行料金がかります。
すぐ近くには「火の山公園」があるようです。せっかくなので寄ってみます。
火の山公園★★
火の山は瀬戸内海国立公園に含まれ、山頂からは瀬戸内海・日本海が一望できます。
火の山公園は、火の山山頂にある都市公園(広域公園)です。
火の山ロープウェイ
乗車料金:大人(片道310円、往復520円)/小人(片道150円、往復260円)
※運行日に注意:例年3月中旬から11月下旬までの間、火・水曜日を除き毎日運行
案内板
みもすそ川町と火の山公園とを結んでいます。ロープウェイの中ではガイドさんによる説明もあります。
山頂までは4分ほどで到着します。下関・門司港地区が見渡せる絶景スポットです。
角島(つのしま)<角島大橋>★★★
山口県が誇る絶景スポットの一つ。平成12年に開通した角島大橋は、離島に架かる橋のうち、無料で渡れる一般道路としては、日本屈指の長さ(1780m)です。
コバルトブルーの海士ヶ瀬(あまがせ)をまたぎ、景観と調和した雄姿は、北長門海岸地域随一の景勝地といえます。
海士ヶ瀬(あまがせ)公園駐車場(無料)
橋の入り口にあります。
■駐車場
■モニュメント
すぐそばには売店、公衆トイレもあります。
角島展望台(絶好のフォトスポット)
島にかかる橋とコバルトブルーの海を一望できる展望台です。駐車場から道路を渡ってすぐのところにあります。
車椅子でも上がれる緩やかなスロープの先に、ウッドデッキが設置してあります。この台からあの絶景が楽しめます。
アクセスマップ
<道の駅>北浦街道 豊北(ほうほく)★★
北浦街道(国道191号)のレストスポットです。角島の行き帰りに寄るとよいです。
地域物産品の販売所やレストラン・パン工房などがあります。特に新鮮な海産物がおすすめです。
全国の「道の駅」の中でも、トップクラスの集客人数を誇ります。
北長門海岸国定公園に指定されている「角島」を一望できる展望テラスから最高のパノラマ景観を体感できます。
<JR山陰本線>阿川駅(あがわえき)★
駅舎
老朽化した駅舎を解体して、新しく建てられた無人駅舎です。
小さなまちの kiosk「Agawa」
2020年8月にオープンしました。
地元食材を使用した軽食や飲み物、 特産品(お土産)を販売しています。
※当面の間、金・土・日と祝日のみ営業
ちなみに、山口県の主要観光地である『萩(はぎ)』~『長門(ながと)』~『下関(しものせき)』を結ぶ観光列車『○○(まるまる)のはなし』でも停車します。
<外国航路>下関港国際ターミナル
下関港~韓国(釜山港)間を関釜フェリーが毎日運航しています。
きっぷ売り場です。
地元の方には旅客運賃の割引があるようです。
おすすめプラン
■観光コース
①海峡ゆめタワー(所要時間30~60分)→<徒歩又は交通機関>→②あるかぽーと(湾岸地区)(所要時間60分~)→<徒歩>→③カモンワーフ(所要時間15分~)→<徒歩>→④唐戸市場(所要要時間15分~)
※所要時間は標準的な観光時間ですので、各人の好みで時間調整してください。
■体験・アクティビティ
①海峡ゆめタワー…展望室入場*
②あるかぽーと…遊園地(はい!からっと横丁)入園、観覧車乗車*、水族館(海響館)入場*
③カモンワーフ…お土産、お買い物、時間があえばお食事(ふく料理、瓦そば)
④唐戸市場…日時があえば「活きいき馬関街」でお食事(お寿司、ふく料理)
*共通セット券発売
海峡ゆめタワー&観覧車セット券:1,000円(300円おトク)、海響館&観覧車セット券:2,500円(290円おトク)
下関には観光スポットが満載です。向こう岸の門司港レトロや近隣の小倉とあわせて観光するとより充実したものになると思います。
2025年秋には星野リゾートがホテル「リゾナーレ下関」を開業予定で、ますます注目される観光スポットになりそうです。ぜひとも下関へおいでませ!(山口弁で「いらっしゃいませ、お越しください!」の意)