イントロダクション
この記事では滋賀県大津市(しがけん おおつし)に旅行や出張の際、ぜひともお訪れてほしい滋賀大津観光スポットをご紹介しています。
執筆者の独断と偏見で厳選したおすすめスポットです!
ご当地グルメや現地のお得情報も掲載していますのであわせてご覧ください。
※各施設・店舗の営業日・営業時間を事前に確認されることをおすすめします。
大津市の都市観光情報(概要)
大津市の特色
琵琶湖の西岸に位置し、名所・旧跡が多い。滋賀県の県庁所在地及び同県最大の都市。人口 約34.2万人
人気観光スポット
延暦寺、三井寺(みいでら、別称 園城寺)、石山寺(いしやまでら)、浮御堂(うきみどう、別称 満月寺)、びわ湖テラス、雄琴(おごと)温泉
ご当地グルメ
鮒ずし(ふなずし)、近江牛(おうみぎゅう)
JR「大津駅」
大津観光の玄関口となります。JR西日本管内、東海道本線の駅。滋賀県の県庁所在地でもある大津市の代表駅であり、「琵琶湖線」の愛称区間に含まれます。※京阪大津線「びわ湖浜大津駅」が近隣にあります。
大津市は観光にも力を入れているようすです。
北緯35度に位置しています。
「ビエラ大津」(駅ビル)
JR大津駅直結の駅ビルは「ビエラ大津」として2016年10月1日にリニュアルオープンしています。
そのメインとなる複合施設「THE CALENDAR」(レストラン&カプセルホテル)、大津駅観光案内所「OTSURY(オーツリー)」にも注目です。
(画像:公式サイト)
琵琶湖(びわこ)
日本最大の湖。本当に眺めの良い淡水湖です。この辺り一帯は、公園(なぎさ公園、浜大津なぎさ公園)として整備されています。
遠く中央にみえる高層ビルは「びわ湖大津プリンスホテル」です。手前の芝生上にはオープンデッキがみえます。こちらは「なぎさのテラス」でお食事や喫茶ができます。
遠く中央辺りに「噴水」が吹き上がっているのがかすかにみえます。
「びわこ花噴水」というものらしいです。※運転時間に注意(昼は12:00~13:00)
夜はライトアップされて見応えがありそうです。
おや、遠くに何やら客船がみえます。
琵琶湖クルーズ
大津港
JR「大津駅」から徒歩約15分、京阪大津線「びわ湖浜大津駅」から徒歩約3分のところにあります。
乗船券売場(琵琶湖汽船)
定期クルーズ・コースには何種類かありますが、その中でも「ミシガンクルーズ」(大人乗船料2,000円ほか)が人気のようです。
■ミシンガンクルーズ
アメリカのミシシッピ川を彷彿させる豪華客船です。
さきほど見えていた客船はこの「ミシガン」だったようです。
出航するところです。60分の船旅いってらっしゃい!
アクセス
琵琶湖疏水(そすい)
琵琶湖の水を京都へ引くことは、昔から京都の人々の願いでした。琵琶湖疏水とその関連施設は、「京都における近代化の歩みを物語る」遺産として評価されています。
ここから京都へ水が供給されているのですね!
びわ湖疏水船
小舟にのって、京都まで行けるようです!いつか乗ってみたいです。
<完全事前予約制>
三井寺(みいでら)「園城寺(おんじょうじ)」
大津市園城寺町にある天台宗寺門(じもん)派の総本山。通称三井寺(みいでら)。比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)を山門というのに対し、寺門といいます。
近江八景の「三井の晩鐘」として親しまれている大鐘があるお寺です。
大津名物「三井寺力餅」
「三井寺力餅」は、三井寺の晩鐘を武蔵坊弁慶が比叡山までひきずった怪力にちなんでつくられたそうです。
店内のようす
中庭があるなど風情と趣があります。
「継続は力なり」
おしながき
「力餅とお茶」(500円)を頂きます。
お餅は緑色のきな粉でまぶされています。わらび餅とお餅の中間ぐらいの柔らかさで、さっぱりした甘さでした。力がついた気がします!
比叡山(延暦寺)めぐり
比叡山は、滋賀県と京都府の境にそびえ、山頂からは東に日本最大の湖・琵琶湖、西に古都・京都の市街地を望むことができます。
比叡山は大きく三塔の地域に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺といいます。
※比叡山へのアプローチには大きく「京都府八瀬(やせ)」側からと「滋賀県坂本(さかもと)」側からとがあります。今回は滋賀県坂本側からアプローチしました。
■山麓案内板(滋賀県坂本側)
最寄駅「坂本比叡山口駅」(京阪電車・石山坂本線)
京阪電車・石山坂本線「坂本比叡山口駅」※少し離れますがJR湖西線「比叡山坂本駅」もあります。
坂本ケーブル駅へ徒歩で向かいます。(徒歩15分程度)
広域図
乗継駅「ケーブル坂本駅」(比叡山鉄道線・坂本ケーブル)
日本最長のケーブルカー。石積みのある門前町坂本と、世界文化遺産である比叡山延暦寺の表参道として、1927(昭和2)年に敷設されたのが坂本ケーブルです。
運賃(大人:片道870円 / 往復1,660円、小児:片道440円 / 往復830円)
車内のようす
上昇中、琵琶湖がみえてきました!
約11分で頂上(ケーブル延暦寺駅)に着きました。※運転時刻表に注意!
山頂からの眺望(琵琶湖)
左側の隅真ん中辺りに「琵琶湖大橋*」がかすかにみえます。
*全長1,400m、幅6.5m、守山市・大津市に架かる有料橋(普通車200円)です。滋賀県の湖東と湖西を連絡しています。時速約60km以下で走行するとタイヤの振動音で「琵琶湖周航」の歌が流れる仕組みの「メロディーロード」が約600mに渡り設置されています。
山頂案内板
東塔(とうどう)地域
巡拝受付所が見えてきました。
巡拝料は1,000円「東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)三地域共通」です。
根本中堂(こんぽんちゅうどう)
堂内では、最澄の教えを象徴する「不滅の法灯」が創建以来1200年絶えることなく燃え続けていることで、広く知られています。
最澄の教えの一つ「一隅を照らす 此れ則ち国宝なり」の名言が堂内に掲示されていました。現在大改修工事中ですが、参拝はできます。
文珠桜(もんじゅろう)
根本中堂の正面東側の虚空蔵尾に位置する堂です。 一行三昧院とも称されています。
円仁によって建立され、貞観6年(864)に完成。その後何度も焼失しましたが、現在の建物は寛文8年(1668)のもので、大津市の指定文化財となっています。
鐘楼(開運の鐘)
大講堂の前にある鐘楼-開運の鐘(世界平和の鐘)です。
1回50円です。誰でも撞く(つく)ことがことができます。
団体法話、座禅や写経の体験、御朱印の受付もしています。
とにかく境内はとてつもなく広いので、三地域を巡る方は、「比叡山内シャトルバス」を利用するなど移動手段を事前に確認しておくとよいでしょう。
※比叡山内シャトルバス一日フリー乗車券(大人1,000円、小児500円)
■比叡山案内図
(画像:公式サイト)
比叡山ドライブウェイ
帰りは、延暦寺バスセンターから路線バスを使い京都に入りました。
比叡山ドライブウェイ走行中のバス車窓からの眺望です。
※叡山ケーブル・ロープウェイを使って京都に入る(又は京都から来る)「京都府八瀬(やせ)」側からのコースもあります。次回はこちら側から再訪したいと思います。
比叡山は広大なので、ある程度の地理感があると観光しやすいと思います。
滋賀のお土産